【並と一流、一流と超一流の分かれ目②】

ここで「流れの中で教える」とおっしゃっているのは、「全体像」を理解させる。そしてその全体の中の、どの部分、どのパーツであるのか」を理解させるのが大事だという事なんでしょうね。

それが動きの本質、中身。

中身が伝わらないと、その表面のカタチだけを行ってしまう、という事なんじゃないかなと思います。

以下、広岡達朗さんの言葉を抜水して紹介します。

「流れの中で教える」

単に「ああしろ、こうしろ」ではダメ。「この形を覚えなさい」ではなくて、「こういう動きをすれば、絶対こうなるよ」という理詰めというか、「動きの流れの中で教える」。

すると本当にそうなってくる。どんどん変わっていく。運動というのは、「一連の動きが一瞬のうち」に出来なくてはいけない。頭で考えていたら、間に合わない。

多くの指導者は、一連の動きを、いわば分解写真というか、連続写真の一コマ一コマとして教える。そして、その一コマ一コマが続いている事を理詰めで教えると、アマチュアの選手なんかは、すぐに「分かりました」と言う。ところが、実際にやらせてみると、まるでイメージと違う事になる。それはなぜか。

広岡達朗(元プロ野球選手・監督)

続く

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