後々、感謝される

のちのち感謝されるというのが美しい教育の姿、というものではないか。

齋藤 孝(明治大学教授)

時代の変化というか、最近は嫌われたくない先生、指導者、親ばかりって感じになりましたよね。
下手したら、パワハラって言われるし、やり損って感じもあるとは思う。仕方がない部分もあるでしょうね・・・。

戦後から少しずつ変化してきたんでしょうけど、その成果がハッキリと出ているというか、今では後々の事を考えて、本当に必要な事を指摘する事が出来る指導者は、もう本当に貴重な存在になってしまいましたね。

教育とサービス業の違いが分からない人間ばかりになってしまった・・・。

子供や生徒の未来、可能性を本当の意味で伸ばしてやれるのが親、指導者の責任やと思うんですけどね。

本来の、「遠慮」、遠くを慮る。

これが出来ず、近視眼的な目しか持たないと、この真の教育が出来なくなる。目先の、すぐに役に立つ技術や知識ばかりに走り、子供や生徒にもそればかりを教えてしまう。

一昔前までは、「すぐに役に立つ人間は、すぐに役に立たなくなる」とか、そういう表現がありましたよね。

本当に、「ここぞ!」という非常時にも役立つ人間、肚のある人間は「即製で育つものではない」という認識があった。

そういう教育が失われてしまったのは、残念やなと思います。

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