自分を知る

「自分を知る」事ほど、大切で難しい事はこの世には無くて、これを知るために人は人生を生きるのだと思う。

「何かに真剣に心を傾ける、魂を注ぐ」位の事をしないと、人はなかなか自分の事を本当には知る事は出来ないし、だから「日本人は何でも”道”にする」と言われる様な生き方を目指したのだと思うんですよね。

真剣に生きると、自分の弱さや醜さと向き合う事になる。それをしてきた人とそこから逃げてきた人は、その人のまとう空気をみればすぐに分かってしまう。

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自分のことは自分が一番よく知っていると思っているかもしれないが、往々にして他人のほうが自分のことをよく知っていることが多い。

「汝自身を知れ」。

この有名な言葉は、古代ギリシャのデルフォイの丘に建つ、アポロン神殿の入口の柱に刻まれた格言のひとつだという。このような神聖な場所に、そんな言葉が刻まれているということは、それだけ人間にとって、おのれ自身を知ることがいかに難しいかということを表していると言えるだろう。

野村克也 名言集より

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