体とは何か?

目に見える身体だけが身体なのか? 昔から、氣とかオーラとかいわれてきたものは、存在しないのか?

そういった部分も含めて、人間の体というものを考えていきいたいと思います。

前のページで述べた様な、物凄い才能を持つ「天才」。生まれつき、性能のいいアプリをインストールされている人。

10人中、9人の人はこういうアプリが入っていない。

というより、新しく入れようにも、我々は機械でいうなら、高性能なソフトやアプリに対応出来るだけの容量や性能がない、古い機種みたいなものなわけです。ですから、そこは考え方を切り換えるしかありません。我々凡人に必要なのは、高性能なソフトやアプリのインストールの作業を行う前に、まず基礎となるOSの性能を引き上げたり、パソコンやスマホでいう容量を大きくしておく必要があるわけです。

それさえ先にやっておけば、理屈の上では「容量の大きいデータも容易くインストール出来る」という事になります。運動が下手というのは、もともと入っている「地図のアプリが大ざっぱ」なのです。「物凄く雑で大まかな地図しか入っていない」状態なわけですから、その地図をより精度のいい地図に書き換える作業をすればいいという事になります。

そういった考えのもとに、地図の書き換え作業を行うのが、当アカデミーの考える「体育道」です。

文章を読んでいるとちょっと難しそうに感じられるかもしれませんが、実際に行ってみれば非常に簡単です。幼いお子さんや年配の方でも出来てしまう、非常に体への負荷も少ないものです。

なぜなら、負荷の高いトレーニングでアウターマッスルを鍛えたり、難しい動きを行う前に、体の軸であり、基礎となっている「インナーマッスルを使える体」を作っていく事を優先的に行っていくからです。