弱い自分と向き合えるか?
大きく分けるなら、人間には次の二種類の人がいますね。
「自分の弱さ・醜さから逃げる人」と「そういう弱い自分と向き合って、それを乗り越えようとする人」。
当アカデミーは、自分を見つめられる人、なかなか思い通りの強い人間にはなれないけれど、少しでもそういう自分に近づきたいと考える人にこそ、来て欲しいと思っています。
現代は、自分の弱さをただ肯定するだけ、弱くていいんだ」とする風潮が強いですが、それでは人間は成長しなくなっていくと思います。
自らの弱さを否定するのではなくて、一旦それを受け入れた上で、そこから少し自分を向上させようとする。
そんな人間こそ、周囲からも魅力のある人間であると思うし、そういう人の周りに人は集まり、結果として運も知恵も集まって幸せになれるのだと思うのです。
意かは、マラソンランナーの高橋尚子さんの言葉ですが、これこそ真理だなと思うんですよね。
【弱い自分から逃げない】
辛い練習の前には、この練習の後には 今の自分よりもう一歩強くなっている自分が必ずいるって思います。
今日の練習から逃げたら、その自分には会えない。強くなりたいんだったら、絶対この練習が自分を変えてくれるって思います。
高橋尚子
仕事やスポーツ、芸術などジャンルは色々でも、何かに真摯に取り組んでいる人って、こういう自分の内側にいる「弱くて醜い自分」と闘っているんだと思います。