現代でも、かつての日本人の精神性の高さに対して憧れを持つ人は多いと感じています。

凛とした強さと美しさ、気高さを備えたかつてのサムライや大和撫子たちを心に思い浮かべる方は多いと思います。

スポーツの世界でも「サムライジャパン」とか「サムライブルー」、「なでしこジャパン」等といった昔の日本の精神性にあやかったネーミングが多く見られますよね。

その反対に、かつての日本を封建主義の古臭いもの、迷信に囚われたり、上下関係がきついなど悪いイメージを持つ人もいます。そういった人にはこちらは全く用のない場です。

昔の日本に存在していた空気感、生活習慣や文化、所作、立ち居振る舞いに美しさを感じる、自分も近づいてみたい。そんな想いを持つ同志に参加して頂きたいと考えています。

昔の日本には、お互いがお互いに教え合い、学び合う風習があり、それが私塾や寺子屋といった形で各地域に存在していました。今の様な学校制度がなくても、それらによって文字を読める人が多く存在し、識字率が世界で一番高い時期があったのです。

その民度の高さによって、西洋から伝わった鉄砲を分解してその構造を理解し、自分達で量産が出来るようになったり、蒸気船や飛行機を作れる様にまでなりました。

公的機関による教育制度などが無い時代に、我々の先祖は「自分達でお互いに特技を教え合う」という形で文化・文明のレベルをどんどん引き上げていったのです。お金がない人は私塾の運営を手伝い、農家は講師に食べ物を提供し、大工仕事が得意な人は建物を建てる、といった様に、それぞれが自分の出来る事で貢献して、自分達のための学びの場を作り上げていました

そんな、「お互いがお互いを教え、学び、支え合う学び舎」を今の時代に作りたいと考えています。

古臭いかもしれませんが、「文武両道」と言われたかつての日本の理想像を体現する事が出来る人間を生み出す学び舎を目指します。

なぜ、昔の人達はあの様に精神性が高く、肉体は強く、そして手先が器用であったのでしょうか?

そこには「躾」と呼ばれた、幼い頃からの心と体をコントロールするために磨き抜かれた教育法がありました。

武道や舞踊で大切にされる「型」と同じ様なものになります。

これは頭(人間脳)で思考するのではなく、その下にある動物脳(感情脳や脳幹など)を上手にコントロールし、肉体レベルで言うならインナーマッスル主体で動かせる様にする事で、心にムダな緊張をさせず、しなやかに、しかも強い力を発揮させる手法なのです。

こういったシステムで心と体を運用するため、心身に不必要な力みを生まず、ラクに合理的に心と体を操る事が出来るようになるのです。先人達はこの世で「上手く生きるコツ」を幼い内に手に入れていたわけです。

人間の基礎・基本を作る → 心と体を操るOSを作り上げる