型破り！

今朝の収穫。ニンジン、自由気ままに育ってますね～(笑)、見事に形がバラバラ。

まさに「型破り！」ですね。

スーパーで売ってるものは、形がいいのだけが選ばれているんでしょうね。

これ、人間でも同じですね。ある基準、「容姿、学歴、能力、性格」等が、雇う側にとって都合のいい者だけが選ばれる。勿論、雇う側にとってはそれが必要なので、それは悪い事ではないけれど、「そこで必要とされないから価値がない」訳ではないですもんね。「ある一つの基準には合わなかった」というだけで。

このニンジンも僕にとっては、この自由気ままな形で十分で、必要ですしね。

武道でも型は凄く大事ですけど、それは中身を身に付けるためのもの。本来の型とはその中にある「エッセンス」を身に付けるために稽古するものであって、結果としての「形」を整えるために行う訳じゃない。

本当に「型」を学んだ者は、「守破離」の言葉通り、修行の最初の過程において徹底して「型を守り」、次に「型を破り」、そして「型を離れる」。その時には、表からは見えずとも、その型はその者の内に根付いている。

だから、「型破り」にもなれる。

型の身に付いていない者は、ただの「型なし」となってしまう。

人は社会の常識という基準に無理に合わせる必要もなく、自分の目指すものがあれば、そこを目指して自由に生きていれば、それを必要としてくれる人も何処かにいるのだと思う。

まあ、ターゲットへの意識というか、お客さん目線も必要なので、そこはバランスやとは思いますけど。