「自分が嫌い」という人の真の目的
「自信がない」「自分が嫌い」とずっと言い続けている人は、これをやっているだけなんですよね。
そう言っていれば、ずっと表に出て、自分を晒さなくていいから。
【自分を嫌いになる人の心理】
あなたの「目的」は、「他者との関係の中で傷つかない事」なのだ。
では、どうやってその目的をかなえればいいだろう?答えは簡単だ。自分の欠点にだけ視点を向けて、自分の事を嫌いになるのだ。そして、それを理由に、対人関係に踏み出さない人間になってしまえばいい。
そうやって自分の殻に閉じこもれば、他者と深く関わらずにすむし、仮に他者から拒絶されたとしても、言い訳にもなるのだ。私にはこういう欠点があるから、拒絶されるだけのだ。これさえなければ、本当は私も愛されるのだ、と。
欠点だらけの「こんな自分」でいる事は、あなたにとってかけがえのない「善」、すなわち「ためになる事」なのだ。
もし、「私は学歴が低いから成功出来ない」と考えているとすれば、それは「成功出来ない」のではなく、「成功したくない」と心の奥では考えているのだ、と捉えなければならない。
その理由は一歩前に踏み出すのが「怖い」。
あるいは「現実的な努力をしたくない」、「今のだらけた楽な生活や楽しみを手放したくない」といったものである。
多少の不満や不自由があったとしても、今のままでいたほうが楽だからだ。
アルフレッド・アドラー
人の心はあらゆるものを自由自在に生み出せる。体の不調や病でさえも。
しかし、逆に使えば、物凄いプラスのものを生み出せる。
「心という道具」は使い方次第って事ですよね。