死は存在しない
【死は存在しない ~最先端量子科学が示す新たな仮説~】
おススメの本。
工学博士が述べる、魂や霊の世界と科学を融合する考え方。
本当の意味で、論理的思考が出来る方、科学や宗教といった真理に興味のある方向けの本です。
論理的思考が必要なので、フワフワした似非スピ系が好きな人には向かないですね~(笑)
序章より以下、抜粋して紹介します。
[最先端科学が示唆する「死後の世界」の可能性]
筆者は、本書を次のような方々に向けて書いた。
「死」を直面すべき時を迎えている方々
「科学」にも「宗教」にも疑問を抱かれている方々
最先端科学の「仮説」に興味を持たれている方々
人生で「不思議な体験」が怒る理由を知りたい方々
肉親の「死」について切実な思いを抱かれている方々
「死」についての思索を深めたい方々
本書は、あなたに様々な視点から「死」というものを見つめ、考える機会を提供できると思うが、筆者があなたに伝えたい「最も大切なメッセージ」は次の事である。
これまでの「科学」は、「死後」の存在を否定してきた。
それ故、「死後の世界」を肯定する「宗教」とは、決して交わる事が無かった。
しかし、近年、最先端科学が一つの興味深い「仮説」を提示している。
その「新たな仮説」は、「死後の世界」が存在する可能性を示唆している。
では、その「仮説」とはどの様なものか、どの様な科学的理論か。
もし、その「仮説」が正しければ、「死後の世界」とはどの様なものか。
この「死後の世界」において、我々の「意識」は、どうなっていくのか。
もし、この「仮説」が正しければ、それはこの人生を生きる我々に何を教えるのか。
もし、この「仮説」が正しければ、「科学」と「宗教」はどう融合していくのか。
本書では、「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」に基づき、
死後、我々の意識は、どうなっていくのか
について、最先端の宇宙論や時間論、生命論や進化論、脳科学や意識科学、コンピュータ科学や人工知能論、さらには、古代宗教や古典哲学、東洋医学や代替医療、深層心理学や瞑想技法、文化人類学や地球環境論などの思想を交え、筆者の考えを述べた。
もとより、「死後の世界」を論じる事は、色々な疑問や批判を受けるものともなるだろう。しかし、筆者はそうした疑問や批判を、心より歓迎したい。
なぜなら、いつの時代にも、「新たな理論」や「新たな思想」を論じる事は、多くの疑問や批判を受けてきたからであり、そうした疑問や批判が、その理論や思想を、さらに深化させ、発展させてきたからである。
筆者の願いは、ただ一つ。
「科学」と「宗教」の間にある深い谷間に、「新たな橋」を架けること。
今も世界中の大半の人々が信じる、様々な「宗教」。
今や、我々の意識に、最大の影響を与える様になった「科学」。
その二つが、対立する事無く、調和し、融合していく「未来」。
我々は、21世紀、その「未来」を切り拓いていくべきだと、筆者は信じている。