【貯金と借金】~30年を超えるローンは何の為?~
堀江貴文さんの著書「新・資本論」より抜粋して紹介です。
「35年ローンをなぜ平気で組めるのか?」
35年ローンがなぜ存在し得るのか。35年も健康で同じ会社にずっと勤め続けて、しかも年収が上がるなんて虚構に過ぎないと、なぜ思わないのか。
自分はこれぐらい稼げるから、これぐらいだったら借りてもいいが、これ以上はまずいというのをちゃんと考えるべき。
「借りざるを得ない人は、いない」
よく、現実には「借りざるを得ない人がいる」という話がある。
しかし、その感覚はちょっとおかしい。身の丈に合った暮らしをしていれば、借りる必要はない。
そこには、工夫がないのだ。
旅行したければヒッチハイクすればいい。なのに、「ヒッチハイクなんか出来ませんよ」という人が多い。実際にやってもいないのに、否定する。それはつまり、「行動力がない」ということだ。
そこには人との「繋がり」がない。
これが問題なのだ。
「他人との関わり」。
そういうものさえあれば、人は生きていけるのだ。
僕は大学の時、お金がない時は全部ヒッチハイクで旅行をした。100台以上の車に乗ったって、ヒッチハイクなら旅行はタダ。お金がない時には、頼れるものには頼ればいい。
そういう人間関係が作れない、人脈が作れない。本当の問題はそこにある。
生活とかお金というのは、実はコミュニケーション能力の問題なのだ。
以上抜粋
一番の問題は「人との繋がり」がない、それを作り出す能力がない、という所はまさに真実だなと思います。
「自分を晒せない」というか、「本当の、等身大の自分を、自分自身も見たくないし、他人にも見せたくない」という妙なプライドの高さ。これこそ、現代人を行き辛くさせ、不幸にしている大きな要因だと思います。