食事が全てを変える!
アスリートに限らず、自分の体調管理が上手くいかず悩んでいる人は多いと思いますが、その主原因は食事にあるかもしれない。
実際に僕自身も自分の体でそれを実感しています。一般的な栄養学、食事法で管理してきた食事法から、こういった新しい(しかし、本当は昔ながらの食事ともいえるのですが)に変えた事で、本当に変わりましたね。
頭も体も何かスッキリしない、と感じている方は試してみる価値があると思います。
ジョコビッチ選手の人生を一変させた食事法
プロテニス界最強の選手であり、日本が誇る錦織選手でさえ一回も勝てない、ノバク・ジョコビッチ選手。
しかし彼は数年前までは、技術も体力もあるのに、試合中、体調不良で吐いたり、倒れてしまう選手でした。観客や周囲の関係者からは批判や諦めの声も聞かれていたほどです。その彼を生まれ変わらせたのは食事でした。彼は自分自身に合った食事法を知ったことで人生が180度変わったのです。以下、著書より抜粋
わずか18ヶ月で、私をただの「そこそこいい選手」から「世界最高の選手」に生まれ変わらせたのは、新しいトレーニングプログラムではなかった。私の無駄な体重を落とし、集中力を高め、生まれてこのかた最高の健康状態を作り出してくれたのは、新しいラケットでも、新しい練習でも、新しいコーチでも、新しいスタイルのサーブでもなかった。
それは新しい食事だった。私の人生が大きく変わったのは、身体に合った正しい食事を始め、体が求める通りに従ったからだ。新しい食事にしてから際世の3ヶ月で、体重は82キロから78キロまで落ちた。家族と友人が痩せ過ぎではないかと心配するほどだった。
だが、体のキレが良くなり、神経はさらに研ぎ澄まされ、かつてないほど活力がみなぎるようになっていた。さらに動きが速くなり、柔軟性も増し、他の選手ならラケットが届かないボールにも届くようになり、かつ強さも増し、精神面の集中力も今までになくしっかりしてきた。疲れを感じることも、息切れすることもなくなった。アレルギー症状も消えた。喘息も出なくなった。今まであった恐怖や疑念は全て自信と置き換えられた。もう3年近くひどい風邪やインフルエンザにかかったこともない。
一部のスポーツライターは私の2011年のシーズンを「プロテニス史上最高の一年」と呼んだ。タイトルを10個獲得し、グランドスラムで3勝、そして43連勝だ。そのために変えたのはただ一つ、食事だけだったのだ。私が一番驚かされたのは、わずかな変化なのに、もたらす結果が余りにも劇的だったということだった。
私の肉体は良い方向に向かい、心身ともに軽くなり、速くなり、クリアになった。二週間後、私は人生が大きく変わったことを実感した。毎朝目覚めたその瞬間に、かつての自分、幼少時代の私とは全然違うことが感じられた。ベッドから跳び出せるようになり、その後の一日が楽しみになった。そして、私が学んだこの素晴らしい内容を、せっかくだから皆さんと分かち合わねばならないと考えるようになった。あなたにとって最高の食事とは何かを知るための術(すべ)を。