書く事を続ける事が大切
メジャーリーガーの菊池雄星選手の著書「メジャーをかなえた雄星ノート」を読みました。
書く事の重要性について書かれた部分を抜粋して紹介したいと思います。
日記やノートを書き続けてきて感じるのは、
「書き起こす行動」が大事だという事です。
何も書き起こさず、黙っていると、
「自分の殻に閉じこもるばかり」になってしまう。
人は「失敗をした自分」というものにフタをしたいもの。
つまり、「見て見ぬ振り」をしたい。
そこをバカっとこじ開けて、「今の自分はこうだ」という現実を受け入れる事によって、新たな自分を形成出来るのに、それを避けようとする。
ずっとフタをしたままでは腐っていくだけになり、悩みだけが自分のお腹で大きくなる。
そして、軌道修正が出来なくなる。
実際、そういう時期が自分にはありました。
後になって考えてみると、自分がフタをしている事なんて、違う立場から見れば凄く小さい事だったりします。
書く事によって、今の自分の状態に気付く事に繋がるのです。
僕もこのタイプだと思うのですが、気になる事はなるべく書き出していく様にしています。じっと座って考えていると、頭の中で堂々めぐりになり悶々としてしまうので。「見える化」していくのって凄く大切やなと思います。
書く事によって、今の自分の状態に気付く事に繋がるのです。
自分と向き合う時間を作れるのであれば、書く事でなくてもいいでしょう。
信頼出来る指導者の様な人がいて、一対一で語りかけてくれる。
ウォーキングしながら自分を見つめる、素振りをしながらでも自分と向き合える人もいると思います。
しかし、僕には日記が一番合っていて、精度が高いと思っている。人に邪魔されない静かな空間で、自分を見つめる事が出来るからです。
気持ちをリセットしやすいと感じます。
外部にメンター(精神的指導者)がいればそれが一番いいのかもしれませんが、なかなかいつでも自分の都合のいい時に、自分の内側を全てを晒して相談出来るという条件に見合うメンターを持っている人は居ないだろうと思います。すると、菊池選手の様に毎日 一人で自分と向き合う時間を作るしかないのだと思う。
自分の内側にいるもう一人の自分と語り合う時間は、仕事をしたりトレーニングしたりしている時以上に、自分を磨いている時間なのかもしれないな、と感じます。