「固める力」と「解く力」
固める力と解く力
二つの力があるわいな
出口 日出麿(ひでまる)
深いですね~。
神道では、「結びの力」と「解きほぐす力」。ヒンドゥー教でも破壊の神がいますもんね。
世の中は二つの相反する力で成り立っている。
武道では、よくそれを「剛柔一体」と言い表しますね。
松下幸之助さんの言葉で僕が凄く好きなもので、「万物は対立しつつ、調和している」っていうのもありますが、達した人は同じ事に気付くんでしょうね~。現代社会は、その片側である一見人類にとってプラスの側のものだけを有難がるけれど、それは浅はかな事なのだと思う。
人体も壊す力によって古い細胞が滅ぼされつつ、新しい細胞が力を得る事により、体は常に鮮度を保ち生きていける。古いものを解いて壊す力が無ければ、新しい命は生まれない。