「態度」を教える教育

これはちょっと可哀そうやなあと思った件。

擁護するわけではないですが、彼が悪いわけではない気がするんですよね。

これって日本全体の問題。

戦後の政治や教育、思想など全てを含めて、国家観や哲学、心の問題を放置してきた事が出ていると思う。

スポーツってあくまで競技であって、スポーツそのものには、「心・道徳」といったもの備わっていないので、そういう部分を教えてくれる指導者に教わらずに技術とフィジカルだけを磨くと知らん間にこうなてしまうんですよね。

武道や芸道の様に「道」が備わっていない。僕は長く空手や武道の世界に居て、若い頃はその縦割り社会や態度、礼節にうるさい社会をちょっと面倒に感じていた部分も正直あったんですよね。先生、先輩に対する態度やちょっとした礼儀作法が欠けている事を叱られたり、試合で逆転勝ちして思わずガッツポーズして、試合場を降りてから怒られたりした事もありました。そういう時も、「相手の立場に立ってみろ!」って怒って指導して頂いたりしました。

その瞬間は、表面的には「押忍!」って従いながらも、内心ではちょっと反発もあったりするんですが、後々、本当に大切な事を教えて貰っていたんだな、と思いました。


この村上選手の態度は別に彼だけが悪いのではなくて、ここに至るまでに人として大切なものを教えて来なかった親や指導者の責任なんやと思うんですよね。

天皇家に対する敬意は、まあ本人の思想にもよるから別に本心からはなくても仕方ないけれど、天皇家が象徴している「日本という国家の歴史や伝統を軽視している」と捉えられてしまうんだ、という視点がないのはちょっと痛いと思う。

外国から見たら、国家元首に対する態度としては異常ですし。

こういった国家観の欠如は教育の敗北。

「自分は国を代表するチームの人間としてこの大会に出場している。そういう立場に立つ人間としての責任感、そこで取るべき態度というのがあるんだ」
こういった心構えというのはオリンピックや国際大会に出る選手にはその競技団体がきちんと指導してあげないと、それを知らずにこうやって叩かれるのは本人が可哀想。
だってこれまで一度も教わった事がないんですもんね。

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