自ら滅びゆく人類

自ら滅びゆく、集団自殺しようとするかの様な人類。これも人類の集合的無意識の作用なのかな?人は潜在意識で、「もう我々は滅びよう、それが動物や植物、地球、そしてこの宇宙のためだ」と思っているのかもしれない。

凄く考えさせられる文章を読みました。

以下、抜粋して紹介します。
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 数十億の蟻が笹舟に乗って、近づく滝壷も知らずに流れて行く光景を想像してみて下さい。
蟻たちは自分たちが笹舟に乗っていることさえ知らないようです。知らないから、協力し合うべきお互いが、憎み合い、おとし入れ合い、欲張り合って、策略と闘争に夢中です。
 舟が滝に達して転落すれば、敵も味方も全滅なのに。 これが人類の現代の様子を端的に絵にしたものです。


第二章 潜在意識が容認しているもの
 人類が滅亡の滝壷に近づいているのを、あなたもご覧になっているでしょう。戦争が無くても、原爆が無くても、もう終幕に近いと。
 愛情も信頼も急速にうすれ、嘘も偽りも平気になり、疑い合い、そむき合い、おとし入れ合って、他の不幸を待ちもうける。たちまち死にたくなり、たちまち殺したくなり、訳なしに傷つき、傷つけ合う内部からの崩壊なのです。
 薬を飲み、養生訓を尊重し、医術の進歩に驚嘆し、一日中健康法にかかずらっていても、内部に死にたい心が起これば、ひとたまりもない命。
死にたくなくても、殺したい奴にぶつかれば、あっけなく最期です。その上、天災と災害は善人も悪人も見分けることなく襲う。これはあなた方個人だけの話ではありません。
 国々をごらんなさい。
 互いに他国の滅亡を乞い願うどころか、同報でも、せめぎあって、殺人と破壊の道具を造っても造っても、足りないと思いつつ、ついに敵も味方も一緒くたに滅ぼすものを造ってしまいました。
 善いことといえば決して一致団結できないどの国も、こと殺人と破壊の戦争ともあれば、見事に国家をあげて一致団結する。総じて、自己を破壊に導くものなら、何によらず熱中するが、少しでも人類の立ち直りを志す者があったら、全力を尽くして咬み(かみ)つく。
 国家といわず、個人といわず、実質的には人類すべてが破壊と殺人の怪物になっているかのようです。つまり人類は、人類の一番の大敵と化してしまっているかのようなのです。
 このことをしっかりと認識なさい。なぜ自分で自分の大敵になっているのかを。
 いや、あなたの潜在意識は、もうとっくに自分が善人ではないということを知っており、文明も文化も真の生命の維持法という立場から見ればそう大切なものとはいえないということも知っているのです。文明文化に酔っぱらって、罪もない万物をあまりにも傷つけ、汚し、迷惑をかけすぎたことも知っているのです。
それで今日では自業自得の滅亡を、喜んで容認しているのに違いありません。そこで、自分で自分を処罰しようと決心して、かたうらみの無いように、残らず平等の全滅を目指して、その用意万端、手落ちなく終ったというところでしょう。ことのついでに、人類を住まわせたバカな家主の地球をも道連れに、百ぺんでも爆発させる段取りも忘れはしなかったと。

以下のサイトより抜粋

舟を岸につなぎなさい

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