人間の価値をお金で換算すると?
深いです。
経験が肥やしになるか、ブレーキになってしまうか。
それは日々の心掛けにあるのでしょう。
以下転載
PVマフィア(@pv_mafia)
12歳の頃、尊敬する先生(理科)の特別授業があった 彼は色々なところで買ってきた品物を広げ、我々に見せた そこには水や塩、理科で使う薬品が並べられた これらはなんだと思う? 担任が我々に聞き、また面白い実験がはじまるのかと、ワクワクしていた しかし、担任の口からは驚きの一言が
理科で使うような品物を並べた担任は12歳の我々に
「ここにある品物は、僕ら人間を構成しているものなんだ。全部で1万円ちょっと。 君達を作ろうと思うと1万円で作れる。 これって安いかな?」
12歳の我々はブーイングの嵐 「安いに決まってる!安い!安い!」 担任も負けず、我々に一言。
12歳からのブーイングを受けた担任は一言 「なぜ、安いと言える?なぜ君らは高いか誰か説明できる?」 静まり返る12歳の我々。 そんな時、普段静かなYがポツンと一言呟いた 「僕らの心の値段だ」 泣きそうなYに対し、満足そうに笑顔を浮かべる担任。 担任は我々に、優しく、丁寧に、こう話した
注目を集め、担任は話した 「そうだね。1万円はあまりにも安い。僕らには心がある。この心は先生も色々なところを探したが買うことはできなかった。 では、この心はどうやって作られてきたか分かるかな?」
静まり返ってしまう、我々 優しい口調で担任が 「僕らの心を作っているのは…」
異様な雰囲気になった12歳と担任。
「僕らの心は、“経験”が作っているんだ 運動で負けて泣いたこと 初めて食べた甘いお菓子 誰かを好きになったこと 試験で良い点をとったこと こうした経験が積み重なって心を作り、君たちに備わっている だから、君たちには値段はつけられない そして、最後に…
担任はゆっくりと12歳の我々に話した
「何かをすれば、経験が溜まっていく。そして、この経験は君たちの心を作り、それには値段がつけられない。 でもね、大人になるにつれて “何かをする” ということが “怖いもの” になってしまう。 だから、大人になるにつれて心が育たなくなってしまうんだ」
君たちは想像もできないだろうが、大人になるとこういう思いが頭をめぐる だからこそ、君たちにはそういう大人になってもらいたくない 君たちの心を豊かにするために たくさんの経験を大人になっても今と同じ気持ちでしてもらいたい 先生からのたった一つのお願いです
授業から時が経った今でもこの授業をふと思い出す時がある
怖い、失敗、不安 そんなことを微塵も考えずに 心優先だったあの時の気持ちを今でも俺は忘れたことがない
その結果、多くの経験を手に入れた そして、それが今の俺を作っているのだと心底感じる 以上だ 俺の昔話を最後までありがとな