意識と無意識を繋げる
今晩はウェイトトレーニング&体幹トレーニングの指導でした。
インナーマッスルとアウターマッスルが連動して動くと、凄く気持ちいいが状態になる。
インナーマッスルは意思で動かせる部分も少しあるけれど、基本的には無意識が支配する領域。姿勢を支えたり、呼吸したりといった部分。
アウターマッスルは自分自身の意思で動かせる部分。顕在意識が支配する領域。
この二つが、自然に力みなく協調して動けば、流れる様な綺麗な動き、端から見ればムダが一切ない、美しくて天才的な動きに見える。
動物なら当たり前に出来るこの状態ですが、便利な機械を日常的に使い、他人の意図、社会の流れによって脳の使い方が間違った方向にむかってしまっている現代人はわざわざその方法を学ばなければならなくなってしまっているんですよね。
日本の稽古事、武道や舞踊といったものが廃れてきているし、今の時代なかなかそういう伝統的な稽古法には興味を持って貰えないので、こうやってちょっと洋風というか、スポーツっぽいトレーニングを通して伝えています。
一昔前の日本では、親や地域の人逹から自然に伝承されて来たものがどんどん失なわれていくのが非常に悲しいですが、自分の出来る範囲で伝えていきたいなと思っています。