共同体感覚

【不幸な人は自分でその不幸を選び取っている】

誰しもが幸せになりたいはずなのに、そうなれないのはなぜなのか。

アドラー心理学では、それは「共同体感覚」の欠如にある、と捉える。
共同体感覚とは、家族や会社、地域、国 等の共同体に自分の居場所があると思えること。

そのためには、

ありのままの自分を受け入れる「自己受容」
他者を信頼する仲間と思う「他者信頼」
そんな仲間である他者に貢献したいと思う「他者貢献」

これらを実感しながら生きていく事が大切。

アドラーは、「人間の幸せとは貢献感である」と言った。

こう書くと、立派で社会的認められるような事をしなければならないのでは、と思うかもしれない。
しかし、アドラーは、「どんな人でも、周囲の人間を仲間と思っていれば、自分が存在しているだけで誰かに貢献していると思える」と主張した。

他者のために自己を犠牲にする必要もなければ、他者から褒められたり認められるために何かをする必要もないのだ。

「アドラー100の言葉、人は今すぐ幸せになれる」より抜粋

これ、本当に大切な感覚ですよね。人間、自分さえ良かったらいい、という思考をしていると、本当には幸せにはなれない。

アドラーがいう共同体って、昔の人がいう「お互い様」「お蔭様」とかあんな感じですよね。自分を含めた、周りの人が幸せになって欲しい、と望む感覚。相手が幸せだと、自分も幸せ。自分だけ豊かであっても、心の底からは喜べないなっていう感覚。

その周りが大きければ大きい程、その人は幸せになれるし、喜びも大きいのだと思う。

他者の喜びを、我が喜びと感じられる人間になりたいなあ~と思いますね。

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