名伯楽
野村克也監督が亡くなられて、一年が経ちましたね(ブログを引っ越したので、時期がズレてますが、元々は2月13日にあげてました)。
僕自身身は野球はやった事がないのですが、指導者として非常に尊敬している存在でした。
単に野球を教えるのではなく、「選手が野球を終えた先までを見据えた指導をする」という教育者としての視点が素晴らしい方でしたね。
沢山の著書を残されている内のほんの一部ですが、それでも多分20冊位は読んでいると思います。
かなり影響を受けた方で、このUPした写真は監督の故郷である京都の丹後、網野町にある「野村克也ベースボールミュージアム」に行った時のものです。
故郷におられた時は、物凄く貧乏で本当に苦労されたといいます。
お父さんは戦争に出征されて戦死。お母さんは二度、ガンで入院されて病弱だったため、お兄さんと野村監督は幼い頃から、アルバイトや自作農をして飢えをしのぐ生活だったそうです。
高校も本当は行けなかったはずでしたが、高校で野球が出来る様にと、お兄さんが働いて行かせてくれたのだそうです。
そういった苦労が、後にプロ野球に入ってからも、そして指導者になってからも非常に活きたといいます。
苦労を肥やしにした人だからこそ、選手の気持ちや人生を考えた指導者になれたんでしょうね。
自分自身もそういった指導者で在りたいなと思います。