如何に感動を与えられるか?

キングコング西野さんの「とても上手く表現してはるなあ~」と思った文章を紹介したいと思います。

人生は「如何に相手に感動を与えられるか?」これですよね~。
反対に、自分の権利ばかりを主張して相手から奪う一方の人もいますが、それでは人が離れていくだけ。自分の周りに人が集まって来る人、嫌がって避けられる人の差はここにありますよね。
ーーーーーー

『プレミアムな体験(最上級のサービス)』と『ラグジュアリーな体験(唯一無二のサービス)』の違いをきちんと知る


ある一つのサービスで、それが「ラグジュアリー」に変わる瞬間があります。
そのサービスとは、一体何か?
答えは「スタッフが、なんとかする」あるいは、「スタッフが、なんとかしようとしているところを見せる」です。

たとえば、うっかり寝坊して、ホテルの朝食の時間が過ぎたとします。
「すみません…もう、朝食終わってますよね?」とフロントに電話をした時に、通常宿は「はい。10時までで終わってます」と返しますが、VIP客のハートをガッツリ押さえる宿は、「朝食の時間は終わっちゃったんですが…すみません。10分だけ時間を貰えますか?なんとかします!」と返すんです。


まもなく朝食が手配されるわけですが、ありあわせのモノでなんとかした朝食なので、ぶっちゃけ、事前に用意されていた朝食よりもグレードは下がるんです。
それでも、まったく構わない。VIP客からすると、食のグレードよりも「なんとかしてくれた」「頑張ってくれた」という感動の方が完全に勝っていて、この瞬間に、この宿に惚れる。


要するに、VIP客をつかまえるには「惚れさせる」「恋をさせる」ことが重要なので、『マニュアル』なんてウンコ中のウンコなんです。
「あなたの為にどれだけやったか?」が大切です。「恋」は落ちるものなので、マニュアルなんてないんです。

このままだとスピードワゴン小沢さんになってしまうので(大好き!)、もう少しだけ解像度を上げると、、「なんとかする」には値段がついてない(相場がない)から、ラグジュアリーになる…ということだと思います。

西野亮廣
写真は元の記事より頂きました。


今回、ドバイ発のバブリーな飛行機(機内にBARがあったよ)に乗って、僕は今回「高い席」を利用させていただいたのですが、コロナの影響か「機内スリッパ」がなかったんですね。
そこでCAさんをお呼びして、「すみません。ちなみにスリッパとかってありますか?」と、お尋ねしたところ、「…すみません、西野様。ただいま、機内スリッパはお出ししていなくて…でも、ちょっと3分だけ待ってください!すぐに戻ります!」と奥に行かれて、まもなくCAさんが手にスリッパ(封が開いていない)を持って戻って来られたんです。「それは?」と訊くと、CAさんからこんな言葉が返ってきました。


「私が昨日、泊まったホテルから、調達してきたヤツです(※持ち帰っていいもの)。『何処かで使える』と思っていたのですが、すぐに出番がきました。どうぞ、お使いください」


VIP客を掴む(ラグジュアリー)って、こういうことだよなぁと思った出来事です。
https://goetheweb.jp/person/article/20220513-nishino_akihiro_42?fbclid=IwAR2akbV-RsEitGoUdBTkm4fVKOeFNipn07pBQ6P9jX4C_WHD2xWRwpZg_Ok

Follow me!