はじめまして!
数多くある情報の中からリベラルアーツアカデミー「発輝道」のサイトにお越し下さり、ありがとうございます。
発輝道の字が、「発揮」ではない事に既にお気づきかもしれませんが、これはこのアカデミーに参加される方々がそれぞれの能力を「思う存分に発揮」して、それぞれの場所において「輝いて」欲しいという想いを込めています。
このサイトに来て下さったという事は、何らかの形で「自分の中に眠っている能力、力を引き出したい」とお考えの方なのだろうと思います。
そのヒントになる事を、これから少しずつ書いていきたいと思いますが、人間が、自分の内にある能力・可能性を思う存分発揮するには、「自分自身の心と身体の状態を調える」、そして「自分の周りの環境を整える」という二つの要素が必要となります。
ここからは、まず、その中から、「自分自身の心と身体の部分を調える」という部分について述べていきたいと思います。以下、当アカデミーが目指している「理想とするココロとカラダ」についてご説明していきます。
世の中には、本当に色々なトレーニング法やダイエット法がありますね。調べれば調べるほど、迷ってしまう。ほとんどの人がそうだと思います。
なぜ、迷ってしまうのか?
それは物凄く簡単に言えば、「全部が正しいから」なんですよね。ほんの一部のまがい物を除けば。
ある時、ある状況、ある人には、この方法が効果があった。そして、それを他の人にもやってみると、そこそこ効果があった。人を増やして、もっとたくさんの人に試してみた。合わない人もいたけれど、だいたいあの人には効果があった。
そうすると、それはエビデンスとして、世の中に周知されていきます。
でも、こういう一見、科学的、合理的な方法で生み出された方法が、必ずしも、「ある状況下」における「その日、その時」の「あなた」に合うとは限らない。
人間とは、同じ人であっても、時や状況によって、「いつも変化している」ものだからです。
パーソナルトレーニングは、個々の人、個々の状況に応じて、かなり臨機応変にオーダーメイドしていくものでありますが、それでも人間という生命体の成り立ちを考えると、その複雑さ、精妙さにはとても対応し切れるものではありません。
食事法が分かりやすい例ではないかと思いますが、今ではよく知られるようになった感のある「糖質制限」と、それとは対極にある「玄米採食」という昔ながらの食事法。このどちらが正しいか、といった事は一概には言えません。
人間という動物の進化の過程を考えると、理論的には「糖質制限」の方が理に適っているのではないかと言われているのですが、玄米採食で体調が良くなったり、病気が治る人がいるのも事実。それは、人によって、かなり成育歴やそれによる体質、腸内細菌といったものが異なるから。
「どちらも正しい」し、「どちらも間違っている」。
この事実を認めることが、何事においてもスタート地点になるのだと思います。
当アカデミーが、他の健康指導をする所とは一番異なる部分、それはこの人間という生命体の多様性や、「体の持つ知恵、精妙さ」、「細菌やウイルスの様な目には見えないものとの共生関係」、さらに「氣や魂といった一般的にはオカルトとみなされる様なジャンルのものまで含めた、あらゆるものとの繋がり」を認めたところからスタートするという部分だと考えています。
我々が理想とし、目指しているのは、人間がかつてそうであったはずの「自然な体」です。
病原菌やウイルスが入ってきても、強力な免疫によって、自分でも知らないうちに勝手にやっつけている、あるいはそれらを取り込み共生してしまう。もし、病気になってしまったとしても、強い自然治癒力により自然と治してしまう。嫌なことがあっても、強力な自律神経の働きによって、精神的なストレスにも打ち克ってしまう。
そんな、ココロとカラダです。
そして、それを目指すのは、実はそれほど難しい事ではないと考えているのです。
こんな、一風変わった方針の指導法に興味を持たれた方なら、「目指すべき理想のカラダ作り」を一緒にやっていけるのではないか、と思います。
もし興味を持たれたら、お気軽に連絡して下さいね。
少し長くなりますが、ここからは当アカデミーが考える「人間という存在」に対する基本的な考えを述べていきます。興味があれば、続けてお読み下さい。
【三位一体】
リベラルアーツ・アカデミー「発輝道」の人間観は、「人間は肉体・心・魂の三つで構成されている」という三位一体の考えをベースにしており、この考えを基に「この三つを上手く組み合わせて、自分を自分の意志の力によって作り変える」という事を目指しています。
「魂」という文字が入っているのをちょっと怪しいと感じられる(笑)かもしれません。
魂の存在を信じなくてもいいのですが、「魂とか霊とかを完全に信じられはしないけれど、だからといって人間はただの物体に過ぎない、とまでは言えない気がする」という方は、どうぞこの先をお読み下さい。
勿論、人体は物質で作られています。食べた物を材料として出来ています。その材料を運動という負荷を掛ける事により、何処にどの位の筋肉をつけるか、といった事が決まっていきます。脚を鍛えたのに、「腹筋がバキバキに割れた」とか、「上半身がムキムキになった」といった事は起こりません。
という事は、食べた物と運動によって体は「自分の思う様に作り変えられる」。
つまり、人は自分の意志で自分の肉体を作り上げる事が出来るのだという事になります。
次に、心です。
「心とは何か?」を真剣に考えると、もう一生かかっても答えが出ない難問となってしまうので、ここでは物凄く単純に、そして一般的に受け入れられる考え方でいこうと思います。それは「心とは脳である」という考え方です。
当アカデミーとしては、もう少し人間という存在を深く捉えたいのですが、ここではこの様に考えておきます。
「心=脳」と捉えると、心とは脳内の神経細胞に「どの様に電気信号が流れているか」という電気の流れ=「電気信号の通り道・地図」という事になります。
すると、これも「自分の心=性格というものは、電気信号の通り道に過ぎない」のだから、「自分の意志によって新しいプログラム(つまり、新しい性格)=地図の書き換えが可能である」という事になりますね。
最後に、魂です。
これは色々な宗教やスピリチュアルな思想によれば、宇宙の意志の分かれたもの、神道ではそれを分御霊(わけみたま)と呼んでいますが、ロウソクの火で考えると分かりやすいですね。ロウソクの火を他のロウソクや枯れ木などに分けていったものが、魂であり、命であると言えます。元は同じ一つのものだけれど、どんどん増殖していける。そして、元は同じだけれど、その火を移した木やロウソクのそれぞれの特性によって、それぞれの火にも個性が宿る。
あまり書くとどんどんオカルトっぽい内容になる(笑)ので、今はとりあえずここまでにしておきます。
この三つの組み合わせで人間は構成されている、というのが、当アカデミーの基本的な考えとなり、これをベースにこの三つの組み合わせを上手く使って「自分を作り変える」「理想の自分を作っていく」事を目指していきます。
次のページから、もう少し具体的に「書き換え作業」について書いていきたいと思います。