心は体を通してコントロールする

すぐに「ムカツク」現代人は呼吸が浅いからなのだ。

ムカツクとは、鳩尾が固く胸につかえる感覚。

これは息を浅く吸ってばかりいる事で、心身が平静な状態になれないのが原因である。

齋藤孝

(明治大学教授)

心と体は繋がっている。というより一体って表現した方がいい感じでしょうかね。

心は脳ですもんね。

魂はあると僕は思っているけれど、「心=感情は脳の状態」といっていいと思う。

感情とは、脳内ホルモンや脳波の状態であり、外界(脳以外の部分と自分の外側の両方を指す)と常に情報をやり取りしていて、その状態はコロコロと変わる。

心を安定させるには、外界と自分の脳内とのやり取り・関係性を安定させること。

その方法の一つが呼吸法、もう一つがインナーマッスル主体で動くこと。

昔の日本人は、この二つの方法をよく理解していて、それを日常の生活にも取り入れ、舞踊や武道などを通しても修行していたんですよね。

写真は、現役時代の王貞治選手と合気道の藤平光一先生。

王さんがこの藤平光一先生の指導を受けていた時の事を語っている様子は凄く勉強になりました。「最後は心で決まる」、トップをいく人達が最後に言う言葉って同じなんですよね~。

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