【搾取するシステム】

堀江貴文さんの著書「新・資本論」より、社会の構造について対談で語られている部分より抜粋して紹介します。

こういうのって都市伝説とかにされがちですけど、堀江さんが言うと説得力ありますね。

以下抜粋

――嘘というか、まやかしですよね。誤魔化してる部分。それが、実は沢山ある。

堀江

そう。だから一部の人達が情報格差を利用して、本当はレバレッジを掛けられる方法があるのを知っているのに、自分達だけがやって一般の人達には知らせていないだけなんじゃないか、と。

なのに、一般の人達にはゼロレバレッジがいいんですよ、堅実でいいんですよって言っとくだけで、実は凄いリスクを取らせてる。片や、裏では。

で、その事を、みんなが理解していない。

――まあ、知らされていないわけですから。

堀江

知らされていない。お金に対する教育がなされ過ぎてて。

まやかし、誤魔化しがあるのかなっていう所に、僕は悪巧みの匂いを凄く感じるんですよね。

――意図的、恣意的にルールや常識が利用されている。

堀江

という社会構造になっているのではないか、と僕は思っていて、それをみんなに知らせたいんですよ。でも、知らせると「堀江はペテン師だ」になってしまう。「あいつは何でこんな道徳的じゃない事を言うんだ」とか、「僕らがずっと学習してきた事と違う」って皆さんが思う。

僕は凄く知って貰いたくて、凄く言ってるんですけど、本当に親切心でね。

でも、それはある人に言わせると、「お前はなんかバカをみてる」って言われるわけですよ、「言うことないよ」みたいな(笑)

――それ、黙っときゃいいのに、と。

「黙っときゃいいのに、俺らはこちら側の人間だと思ってたし、今でも思ってるし、何でわざわざそっち側の奴に教えてやる必要があるんだ」と。

――いいじゃないか、こいつら搾取される様な事しかやってないんだから、搾取されときゃいいんだ、と。

堀江

そうそうそうそう。本当に言われたんですからね、これね。

まあ、確かにそうかとも思う。思うけど、僕としては、少しでもみんなに分かって貰いたい。みんなに理解して貰って、フェアな世界で勝負がしたいんですよ。

だから、ルールを恣意的に運用するなんて簡単ですよ。情報格差を利用してるんです。

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