面白くて命がけ

武術研究家である甲野先生の言葉。これ、確かに言えると思う。この二つが重なった時は、「楽しんでいる」と「真剣」が重なっている状態ですもんね。

船井幸雄さんの言葉でも似たようなのがあったと思う。上達の秘訣は、「好き」で尚且つ「やらざるをえない状況に追い込まれている」事やったかな。やっぱり似たようなところに行き着きますよね。

【面白くて命懸け】

上達する為の二つの秘訣は、面白い、そして命懸け。この二つの要件を満たしている事が大事。体操の内村航平、白井健三選手は、子供の頃から体操が大好きで、遊び疲れてトランポリンで寝ていたという。それほど面白いと感じ、夢中になっていた。

そしてそれに加え、体操は命懸けの競技。少し気を抜けば大きな事故に繋がる。だから、自然と質の高いトレーニングが出来る様になる。そして、それが凄い動きに繋がっていくのだと思う。

甲野 義紀(武術研究家)

今はその逆で、本人の関心があるかよりも、「世の中で受け入れられるものか(需要が)あるか?」、そして「安全(リスクがない)か?」が重視される社会になってますよね。

これじゃあ、上達しないし、人間的にも成長しませんよね。リスクを背負わずにやって、成長出来る事ってあんまりないと思う。子供の頃に失敗しておかないで、いつ失敗するんやって思いますけどね。

子供、あるいは若い頃こそ、どんどん失敗して色んな経験、痛い目も含めて経験豊富な人間になっておく事こそ、人として豊かで幸せな人生を送れるようになる秘訣やと思います。

失敗や痛い目に遭うというリスクがあるからこそ真剣になれるし、真剣に生きる事こそ、人生の醍醐味なんじゃないですかね。

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