体は相関関係の中にある

いい動きというのは、力が抜けるべき所は抜けて、入るべき所は入って、それぞれの動きが微妙な相関関係の中にある。

それをあちこち鍛えても、いい動きに上手く繋がるはずがない。

甲野義紀
(武術研究家)

これは本当にそう思います。自分自身が現役の時、ひたすらウェイトや心肺機能、筋持久力などのフィジカルトレーニングを頑張った結果発表手に入れたものは故障や怪我をしやすい体でした。

そういった西洋式のトレーニング全てが悪いとは思わないし、とても選れている部分もあるとは思うのですが、偏り過ぎているのは事実だと思います。

どうしても部分、パーツに偏るというか、人体を部品の集合体と捉えがちで、全体視が欠けているというか、「心も体も、そして環境も含めて初めて一人の人間である」という視点がない。

医学もそうですが、西洋的な二元論というのか、あらゆるものをパーツに分けて分断して思考するという考え方では上手くいかない部分があると思うんですよね。

東洋的な全体視て西洋的な分析的思考?その両方を上手くバランス分かりやすく取って行けると一番いい感じになるんじゃないかなと思います。

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