「意識を高める」ためにノートを書く

メジャーリーガー菊池雄星選手、中学三年生の時のノートより抜粋して紹介します。

〈目標を明確にする〉
・ノート(日記)に目標を毎日書く。
・目標を発言していく。
・日々の行動に責任を持つ。

〈自己表現〉
・自分らしさを出す事で、他人との差別化を図る。
・他人と同じ行動でいいのか、もう一度考えてみる。
・自己表現が出来なければ、夢の獲得はあり得ない。

〈自信を持つ〉
・自分を信じる事。
・経験で自信は作られる。

〈自由の意味を理解する〉
・自由を主張する時には、責任が発生する。
・自由はワガママとは違う。

〈環境に適応する〉
・不満はあると思うが、その環境に適応する。
・不満を言ったところで、何も変化は起こらない。

〈考えて行動する〉
・行動に移す。
・問題点があれば、また考えて再度行動する。
・考えているだけでは、何も起こらない。
・自分から動かなければ、何も起こらない。

〈新しい事へのチャレンジ〉
・過去を振り返っても、何も変化はない。
・新しい目標・目的を作り、それに向かって進んでいく。

〈挑戦する事の意義〉
・「挑戦しないで後悔する」のと、「行動して失敗する」のでは、どちらが価値があるか。
・行動して失敗した方が、後悔は少ない。
・自分が出来ると信じられるのであれば、挑戦していく。

中学三年生で、こういった事を書き出して、常に自分の内面を見つめ、意識を高めているんですよね。そら成長しますよね。ダラダラして、他人に責任転嫁してばっかりいるのが、大多数の中学生ですよね。

自分のその頃を思い出すと恥ずかしい・・・。自分の至らなさを、全てを先生や学校やら、環境のせいにしていた気がします。

菊池雄星選手は、高校時代は寮に住んでいたそうで、ものの考え方から生活習慣まで、野球部の監督さんに叩き込まれたそう。

「野球だけではなく、そういう部分を教わりたかったから、花巻東高校へ行った」と書かれています。中三の時にこれだけ考えているから、そういう環境を自ら選べるんですよね。本当に凄いと思います。

「意識が全て」「意識する事がスタート」なんですよね。

彼と同じくらいの肉体的な素質を持っている選手は他にもいたはず。違ったのは、意識。それがあったから、こういう思考法が身に付いた。

「まずは意識」なのだと思います。

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