恥ずかしさの種類

面白い文を呼んだので、紹介しておきます。

タイプが違うと、わかり合えない「恥」がある!? あなたは何に恥じらいを感じるのか

自分に対して恥ずかしさを感じる人と、 他人からの評価に対して恥ずかしさを感じる人。

この二つでは、恥の概念が全く違う。正反対なんですよね。

「自分がどちらに恥を感じるタイプなのか?」を認識していれば、恥ずかしいという感情を、「自分を頑張らせるエネルギー」として上手く活用出来るでしょうね。

僕はどっちかというと、自分に対して恥ずかしいと思うと耐えられない方で、他人に失敗を指摘されたり、嫌われたりするのは、あんまり気にならないんですけど、自分で自分の事がイヤになったり、嫌いになるのは耐えられなくなる。 だから、他人からの視線や評価をあんまりエネルギーには活用出来ないタイプです。

褒められても、貶されても、どっちもあんまり関係ない。昔から、「マイペース過ぎる」って親にも学校の先生にも、ずっと注意されてきました。 他人軸が無さ過ぎて(笑)、自分軸100%みたいな扱いにくい子供やったんですよね。自分の内から湧き出すエネルギーでないと動けない。

だから下手をすると、「スーパーウルトラ怠け者」になってしまう(笑)ので、気をつけています。 そんなそんな超マイペースの僕が自分を成長させようと頑張れる様になったのは、この下の文みたいな自分に気付いた時でした。

こんな言い訳を常に用意して生きている人は多いですよね。 実にムダなエネルギー(笑)

十代の頃に、こういうみっともない自分を知り、猛烈に恥ずかしいと感じてから、必死にそんな弱くて醜い自分を削り落とそうとしてきました。

この「大嫌いな自分から脱出したい」というのは物凄いエネルギーなので、辛い修行時代を諦めず頑張れたんやなあと思います。

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高校時代、テニス部に所属していて団体戦の主将を務めたことがあるのね。 で、自分がゲームに負けるとその団体戦での負けが決まる試合で、プレーしながら「これは負ける…」と思いはじめていたのだけれど、「なんかここ、足が滑るな〜」みたいなアクションを、随所に盛り込んだりして(笑)。

負けたときの言い訳をいっぱい用意して負けたの。あの晩は、そんな自分が恥ずかしいという思いで眠れなかった。

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日本は、「恥の文化」と言うけれど、 子育てや弟子を育てる時に、相手のタイプを見極めて、この二種類の恥を上手く使い分けていたんじゃないかって気がします。

タイプが反対なら、全く効果がないですもんね。

僕みたいなタイプに「周りから動見られているか、考えてみろ」って言っても多分あんまり効き目はない(笑)

でも、自分の中にいる、本当に自分がどう感じているのか?死んだ時にその生き方は恥ずかしくないのか?って言われたら、物凄く恥を感じ始める。

反対に、「他者から自分がどう見られているのか?」が大事な人にとっては、社会や他人からの評価や視線というのは大きな刺激になるやろうし、そこを押さえた指導法というのは物凄く大事なんでしょうね。

野村監督が、そんな事を書いてはりましたね。今、話題の新庄さんが選手の時に扱い方を工夫した話とか。松下幸之助さんの本にもそんな感じの内容があったと思います。

神様とか、名将と言われる人は、やっぱり違いますね。

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