決めたことをやる人
昨日、深夜のトレーニングを指導しながらクライアントさんと話していたこと。
ダイエットでも筋トレでもそうやし、体質改善とか性格を変えるとかでもそうやけど、
結局は
「決断するという事から逃げない」
そして、「自分で決めた事だからやる」
という事が出来る人だけが、地味な努力を継続していくよね~と話していました。
やると決めた人って、早朝だろうが深夜だろうが何とか時間を作るし、仕事が忙しかろうが何とかする。本当に見ていて感心するくらい立ち向かう姿勢が凄い。
トレーニングに来る時間が作れなくても、自宅で何か代わりのトレーニングをしてたりして、サボらない。
「誰かに言われたから渋々やる」という人生を送ってきた人、そういう脳内回路が仕上がっている人には、それが出来ないんですよね。
誰かに言われてそれに従うのはラクやけど、それで人生を送ってきていると、「自分の意志で決断する」という事が出来なくなってしまう。
脳は、そのシステム上、なるべくエネルギーを消費しない様にするから、「決断」というエネルギーを大量に消費する事を避けるもの。ズルズルと先延ばしにする。
だから、放っておけば必ず前例を踏襲する。
そういった変えてしまいたい習慣を打破するには、しんどいけれど一度エネルギーを大量に使って、自分の進む方向性を変えるためにきちんと「思考」し抜く。
そして、「決断」するという作業が必要になる。
世間や周りの人に合わせていると、ラクかもしれないけれど、この「自分の責任で決断する」という回路が育てられない。
今の世の中は、保育園・幼稚園という幼い頃から知らず知らずのうちに、「周囲の空気を読み、それに従うのが善」という脳内回路を組み込まれていく。
それが正しい場合はいいけれど、それでは自分自身が望む人生が送れない場合もある。
その時の為に、「あえて一人孤独になって、自分が本当にやりたい事、進みたい道を探る」というトレーニングをしていく事は大切だと思っています。
その過程は、ラクではないし、楽しくないかもしれないけれど、人生において物凄く大切な時間となる。
そんな事を夜中に熱く語っていました。