信用第一

「信用」について凄く分かりやすく書かれていたので、堀江貴文さんの著書より抜粋して紹介します。

世界の全ては信用で動いている。
お金も人もモノも、信用が無ければ動かない。

忘れてはいけないのは、全てを動かす「信用の原理」そのものが変わったという事だ。

「信用」をアップデート出来ないまま、古い成功体験にとらわれている人からは、お金・人・モノなど、あらゆる資産が離れていく・・・。

「信用貧乏」こそが、“真の貧乏”なのである。

生きて行く上で一番大切にすべきものは何か?
そう聞かれたら、僕は迷わず「信用」と答える。

信用が無い人の所には、お金も人もチャンスもやって来ない。
何かを為し遂げようと思っても、信用がないと余計な労力がかかる。
上手くいったとしても、大した成功は得られないだろう。

逆に信用がある人は、沢山の人から助けて貰う事ができる。
一人では為し遂げられない様な大きな事も実現できる。

「信用されたくない人」なんていない。
人が社会を形成する生き物である以上、これは古今東西を問わない普遍的な法則だ。

なぜ今さら「信用」について語るのか?

それは、僕が大事にしている「信用」と、多くの人が考える「信用」が、必ずしも一致していないと感じて来たからだ。

ほとんどの人が「信用」を誤解している。

他人から信用されるために、みんなの言う事を聞いて、必死で努力しているのに、いっこうに人生が上手くいかないという人はいないだろうか?
難関大学を卒業したり、有名企業に入ったり、難しい資格を取ったり、コツコツとお金を貯めたりしているのに、いつまで経っても誰からも信用されない人はいないだろうか?

世の中にはそんな人が溢れている。
こうした「信用貧乏」に陥っている人は少なくないはずだ。

「なぜ正直者がバカを見るのか?」
「なぜ優秀なあの人が誰からも信用されないのか?」
「なぜすごくいい加減なのにやたらと信頼される人がいるのか?」

信用の本質を正しく掴む事が出来れば、これらの世の中の隠された真相が手に取る様に分かる様になる。

堀江貴文

堀江さんの言っている事が全ていいとは思っていませんし、健康や医療関連の事は信じていませんが、お金のシステムや、この「信用」の創造に関しては、凄く分かりやすく伝えてはると思っています。

現代人は、戦前の人達が持っていた「信用第一」の価値観を失い、かえって損をしているなと思います。

ネットによって、その人のバックボーンや思想、人柄が可視化される世の中になった以上、戦後民主主義の中で育ってきた「信用」の価値観が崩れ去ってしまった、という事に気付かねばならない様に思います。

もう今の世の中では、ウソはバレてしまう。
取り繕って善人ぶったり、自分の思想や考え方は隠し尽くせる事はない。

「自分自身を磨き、それを晒け出していくのがこれからの世の中である」と覚を決めるのが、これから真に通用する生き方になっていくと思っています。

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