循環を止めない


「三つの体液」を流せば健康になる(片平悦子著)を読んでいます。
体の循環って本当に大事なのに、今の社会はこの循環を止める様な事ばかり助長されていますよね。
常に人の不安を煽り、精神を緊張させて、交感神経を優位にさせる。人は不安にさせる方が、物を買うから。不安産業ばかりですよね、今の社会って。ファッションだって流行おくれじゃないか?と不安にさせて、まだ着られる服があるのに次の物を買う様に誘導させている。スマホなんかもそうですし。
常にそういった不安と緊張の中で人は知らず知らずのうちに、精神も身体も緊張して、筋肉は硬くなり、体液が流れにくくなる。これが病気の本当の原因になっている事がとても多いと思います。

以下、リンパについて少し抜粋です。



 
 
リンパ液の役目は主に老廃物を運ぶこと。
老廃物(体内のゴミ)回収と運搬という働きは静脈を通る血液と同じですが、大きな違いはゴミの大きさ。
リンパ管では血管に回収しきれない大きなゴミを運ぶ。また、体にとって有害な細菌やウイルス等の物質をリンパ管の途中にあるリンパ節で濾過し、有害物から体を守っている。
 
風邪を引いて喉が痛い時、顎の後ろや首のリンパ節の部分が腫れ、触るとグリグリを感じる事がある。これはリンパ節内でウイルスとリンパ液の戦いが行われているのが、見える形、触れて分かる形で現れた状態。
 
リンパ節は全身に800ヵ所以上あると言われ、中でも鎖骨の上首、脇の下、足の付け根、膝の裏には大きなリンパ節がある。
健康な人の場合は、リンパ液で運ばれた有害物質は、このリンパ説の所で体から簡単に取り除ける形に分解される。
 
ここで問題となるのは、リンパ液には血液にとっての心臓の様な「ポンプ」がないということ。
ポンプがないので、リンパ液は「ゆっくり一定方向」に流れている。
体を動かしたり、マッサージをしたり、深呼吸をする事で、積極的に流す事も可能。
 
リンパ節を通ってきたリンパ液は、最終的に二つの「リンパ本幹」に集まる。
右半身のリンパは、全長1~3㎝の「右リンパ本幹」に。
左上半身と下半身のリンパは、全長35~40㎝の「胸管」に。
このリンパ本幹に上手にリンパを流し込む事が出来れば、それは血管系における心臓のポンプの様な役割を果たす。
 
また、リンパ液を最も効率的に浄化する方法は「深呼吸」であるとも言われている。

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