「話したくなる空気」を作れる人

コミュニケーション能力についての記事を読んで、考えてみたこと。

人間ってどうしても他者との関わりの方へ意識が行きがちになるけど、

本当に大切なのは「自分の本心」とコミュニケーション出来ているか? そして「自分の体の声」を聴けているかどうか?

やと思うんですよね。ここを飛ばして、他者と上手にコミュニケーションを取ろうとしても、それは上っ面のテクニックだけになってしまうやろうし、上手くコミュニケーション出来ないはず。だって自分自身の事がよく分かっていないわけですしね。

本当に大切なのは、自分の内面と向き合って、自分の魂ときちんと対話が出来ているかどうかやと思う。

「コミュ力の高い子」=「おしゃべり上手な子」ではない。これから絶対必須の能力の身につけ方

そもそもコミュニケーション能力って?

日本コミュニケーション能力認定協会は、社会や企業が求める「コミュニケーション能力の高い人」の特徴を次のように述べています。

わかりやすく伝えることができる
人のやる気(モチベーション)を高めることができる
聞き上手で、相手がどんどん自分のことを話したくなってしまう
相手の気持ちを察することができる
もっと聞きたい!と思わせる魅力的な話ができる
相手に共感することができる
的確な質問ができる
話をまとめることができる
人に好感を与えることができる
人を動かすことができる

(引用元:日本コミュニケーション能力認定協会|コミュニケーション能力とは?

同協会は、コミュニケーション能力の要素を、「聴く力」「伝える力」 「人の気持ち(心理)を汲み取る力」の3つに集約できると述べています。

「コミュニケーション能力が高い」と聞くと、「おしゃべりが上手な人」をイメージすることが多いかもしれません。でもじつは、相手の話を聞く力引き出す力共感する力コミュニケーション能力のひとつとされています。つまり、おしゃべりが苦手な子どもでも、じつは友だちの話を聞くのが上手というケースもあるということ。
子どものコミュニケーション能力が気になったときは、話す力だけではなく、聞く力や、相手の気持ちを理解する力にも注目することが大切です。

「聞き上手」という部分で考えると、「聴く力」とは「他者の能力を引き出す力」と捉える事も出来るのかな?と思います。

人の能力を上手く引き出せる人って、何となく話しやすい雰囲気を持っていて、場の空気を作るのも上手い。他の人になら話しづらい内容でも「この人になら話せる」という感覚を持たせてくれますもんね。

上の文にもある様に、「相手の気持ちを察する」心を持っているんだと思います。

今は何でも「スキル」にしたがる時代ですけど、これって明らかに技術じゃない。技術で人を誘導しようとする人って、その意図を感じさせて逆に話す気がなくなりますもん。「あ、コイツ、嫌な感じ!」って直感的に思いますもんね。

逆に、話したくなる空気を作ってくれる人がいる。これって技術っも少しはあるけど、その人の持つ人間性が大きいと思うんですよね。

「この人なら信頼できる」。指導者として、そう思われる人間性を磨いていきたいなあ~と思いますね。

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