ノムラの遺伝子

最近、野球の世界のあちこちで、「ノムラの遺伝子」の活躍を聞きますね。

僕は野球は全くやった事ないし、あんまり興味もないんですけど、野村克也監督は指導者として物凄く尊敬しているので、お弟子さんたちが活躍しているのは嬉しいですね。

同じ京都出身というのも親しみがあるし、丹後の公立高校からカベ(ピッチャーの球を受けるだけのためだけのキャッチャー)として入団した所からあれだけの大活躍をし、また監督として、指導者としても凄い実績を残されて本当に凄い方やなと思います。

野球に全く関心がないのに、監督の故郷 網野町にある「野村克也ベースボールミュージアム」には何度も行きました。

以下「ナンバーWeb」より抜粋

「野村克也さんは“弱者の理論”なんですよ」

 広澤氏はこう続ける。

「弱いチームがどうやって強いチームに勝っていくのか、と言う話が多くて、それまでは守る、走る、打つだけでしたから、最初のうちは僕ら窮屈でしたね。でもそういう僕たちに知識を与えてもらったんだと思っています。

 野村さんがお亡くなりになった後にご自宅にお伺いしたんですが、本棚にはものすごい数の本があった。野村さんに知恵を与えたのは本だったんだと思いました。経済学、経営学、歴史の本。いろんな著名人の本もあった。僕も経験あるけど、本って何百ページもあっても結局自分にとって役に立つところって十数ページしかないんですよ。野村さんは何百冊も本を読んで、その大事な部分の話をしてくれた。何百冊分の知恵を僕らにつけてくれたんだと思います。

 そしていろんな本の内容を、野球に置き換えて教えてくれた。日本の戦国武将が、中国の歴史をすごく勉強していたように、いろいろ学んで応用していたんです。すごく勉強された人だなと思います。それに引き換え、今の監督は何の勉強しているのかと思いますよ。バッターとピッチャーの交代しかしませんからね」

「野村克也さんは“弱者の理論”なんです」「代打でもいいから阪神、来るか?と」通算306本塁打・広澤克実が感謝する“ノムさんの教えと情”

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