欠けているからこそ得られるものがある

いい記事を読みました。

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人は人の欠けている部分を欠点と捉えがちですが、私は、欠けているからこそ獲れることが多々あり、寧ろ、極端な言い方をすれば、欠けてないと辿り着けないのではないかとも考えております。

例えば、協調性が欠けているからエゴイスティックなストライカーに育つことがあったり、ある時期に足が速くないからとか、身体が大きくないから工夫という武器を手に入れて成長していく選手を沢山見てきました。

欠けているからこそ進歩でき、延いては誰にも真似できない個性的なサッカー選手に、本当に上手いサッカーに育っていく可能性を秘めていると考えております。

「バランスの良さが返って成長を妨げる」と言うのは、人を指導していてよく見かけます。

技術的・肉体的に欠けている部分、また精神的な飢えというバランスの崩れこそが、それを補うための成長を促すという部分は凄く大きい。

若い内から丸い、調和が取れた人物は、その時点ではいいけれど、そこで成長が止まってしまう事が多いんですよね。

若い頃には、バランスが悪くて、それをカバーしようと努力した結果、年齢を重ねた後で、結果として丸みを帯びた人物の方が色んな魅力を兼ね備えているもの。

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